編纂・研究・公開

大日本維新史料

編年之部は、文部省維新史料編纂事務局が戦前期、弘化3年(1846)2月の孝明天皇の践祚から明治4年(1871)7月の廃藩置県に至る25 年間の事件を、年次順にまとめた史料集です。総冊数は500 冊を予定していましたが、刊行事業は戦前段階に中断しています。現在は、その原稿である維新史料稿本をマイクロフィルム及び画像データで公開しています。

類纂之部では、彦根藩井伊家の史料編纂が完結しました。幕末の大老井伊直弼の史料が中心で幕末の政治史料として極めて豊富な内容をもっています。

【関連データベース】近世史編纂支援・維新史料綱要

編年之部第1編既刊7冊弘化3年2月13日~弘化4年8月29日(1846 ~ 1847)
第2編既刊5冊安政元年正月元日~同年3月5日(1854)
第3編既刊7冊安政5年正月元日~同年5月晦日(1858)
類纂之部井伊家史料全30冊文政3年~文久2年(1820 ~ 1862)、補遺
松平昭休往復書翰留既刊1冊